25日(火)に防犯教室を開催しました。今回のキーワードは「防犯ブザー」です。
最初に防犯ブザーが付いているかを確認しました。付いていても鳴らなければ意味がありません。きちんと作動するかどうかも確認しました。「鳴らない場合は,電池を取り替えるか,新しい物を買って下さい」と警察の方は話されました。「防犯ブザー」はいざという時に鳴らせるか?鳴ったらどう行動するにか?不審者との距離はどのくらいか?等々,学ぶことは沢山あります。「防犯ブザー」が付いているから100%安心ということでもありません。
高学年は,防犯ブザーがなくても「大声を出す」「助けを呼ぶ」「近くの民家に逃げる」など,身を守る術はたくさんあります。しかし,低学年の児童にとっては恐怖のあまり,声が出ないことも考えられます。その時のために「防犯ブザー」があります。体の小さい低学年にはやはり「防犯ブザー」が必要と考えます。
「不審者」のイメージは「サングラス」「帽子」「黒いジャンパー」が子ども達から出されました。いわゆる「怖そうな格好」です。しかし,実際は「普通の格好」をしています。
登下校時,前から歩いてきた人に道を聞かれたとします。道を聞かれると,どの人も答えるでしょう。しかし,相手がグッと近づいてきたら「変だ」と感じなければなりません。また,相手をよく観察し,「何か変だ」と感じた場合は躊躇なく「防犯ブザー」を鳴らします。その訓練をしました。
大声で「助けてー!」と叫ぶ練習もしました。相手との距離を縮めることなく,離れる。そして,「防犯ブザーを鳴らす」「助けてー!と叫ぶ」「一目散に逃げる」訓練をしました。子ども達は「怖かったです」と口々に答えました。
最後に「いかのおすし」について確認しました。
いか・・・ついていかない
の・・・乗らない
お・・・大声を出す
す・・・すぐ逃げる
し・・・知らせる
です。
不審者に会わないためには,「一人で歩かない」「暗くなる前に家に帰る」「人通りの多いところを歩く」「イヤホンで音楽を聴きながら歩かない」ことです。このことだけでもグッと出会う確立は低くなります。一つかしこくなりました。