10月15日(火)、北海道教育大学釧路校から教育実習生の先生が、2名へき地校体験実習を行うために着任しました。着任式では、お二人の先生方から子どもたちに向けて挨拶があり、その後に児童代表より歓迎の挨拶をして着任式を終えました。2週間という短い期間となりますが、子どもたちとたくさん触れ合い川湯小学校の良さを知ってもらいたいと思います。また、今回の実習を通して、少しでもへき地・小規模校について知り、良さを感じてほしいと思います。最終日の10月25日(金)には「川湯小学校で実習ができてよかった」と思えるよう、教職員一丸となってサポートしていきます。

 

 10月9日(水)、低学年の子どもたちが生活科の見学学習で、「おっぱいミルク」の渡辺体験牧場さんにおじゃましました。生き物との触れ合いや働く人たちの工夫や様子について学び、乳搾り体験やアイス作り体験、えさやり体験をさせていただきました。アイス作り体験では、おいしいアイスを作るために普段の学習よりも真剣に取り組む姿が見られました。乳搾りとえさやり体験では、やったことがない子がほとんどで、すごく興味をもって取り組んでいました。学校生活では経験できないことを体験することができ、とても深い学びとなりました。渡辺体験牧場の皆様、本当にありがとうございました。

 

 10月3日(木)、総合的な学習の時間で中学年の子どもたちが、川湯パーク牧場さんで乗馬体験をさせていただきました。子どもたちは、この日が来るのをとても楽しみにしていて「2学期の行事の中で一番楽しみ」と話してくれる子どももいました。到着すると担当の方より説明があり、乗馬するチームと人参をあげる2チームに分かれて体験しました。最初は大きな馬を怖がる子もいましたが、牧場の方が手綱をひきながら、いろいろ声をかけてくださったおかげで、1周して帰ってくると「楽しかった」「また乗りたい」などの感想が子どもたちから出されていました。乗馬だけではなく、えさやりや厩舎を見学させていただくなど、普段は接することのできない馬たちと触れ合うことができ、川湯の観光施設の素晴らしさを実感した体験となりました。川湯パーク牧場の皆様、本当にありがとうございました。

 10月2日(水)に5年生8名が硫黄山登山に挑戦しました。この日は、天候にも恵まれ、気持ちよく活動することができました。今回登った硫黄山は、学校の目の前にあり見慣れている山ですが、ガイドさんがいないと登ることはできません。最近まで、ガイドさんがいても一般の人は登ることが許されていませんでした。そんな硫黄山に登ることができるのは、子どもたちにとって素晴らしい経験となったようです。この日、案内してくださったのは、保護者でありガイドの藤原さんでした。登山を開始する前に、藤原さんから簡単な注意や説明があり、いよいよ9時過ぎから登山を開始しました。初めはなだらかだった道がどんどん険しくなっていきますが、誰一人として弱音を言う子どもたちはいませんでした。逆に登山を楽しんでいる様子が見られました。中腹に差し掛かった頃に、気象台傾斜計(現在も観測を行っている現役の傾斜計)があることを教えていただきました。また、昔硫黄を採掘した際に使っていた木の柱などを見て、ここまで登って硫黄を採っていたことに驚いていました。何回か休憩を取りながら、ようやく熊落としまで辿り着くとそこには大きな穴があり、噴火の跡だと教えていただきました。その近くで、きつねのフンを見つけ、ここまで動物が来ていることを知りました。最後に噴気孔を見て、硫黄山が今も活動していることを実感していました。時間にするとおよそ2時間半の活動でしたが、危険な場所では互いに声を出して助け合う姿が見られるなど、とても実りの多い素晴らしい学びとなりました。ガイドをしていただいた藤原さん、本当にありがとうございました。

               いよいよ登山開始!               ここまで登って硫黄を採っていた形跡が

               熊落としの前で はいチーズ!               子どもたちが見つけたきつねのフン              お互いに声を掛け合いながら下山中

              下山し、レストハウスで休憩中!            レストハウスの資料館で硫黄山について学びました             藤原さんにあいさつをして終わりました

 

 

10月1日(火)全校朝会を行いました。この日から後期がスタートすることもあり、校長から前期の子どもたちの頑張りを認めて褒め、後期にはしっかりと目標を立て、それに向かって頑張ってほしい。加えて、表現することの大切さにもふれ、日常生活で「返事・挨拶・うなずく」など、できることから取り組み始め、後期が終わる頃までに表現力を身につけてほしいと話がありました。続いてサッカーの道東4ブロック女子U-10と野球の学童新人生4年の部で優勝した子どもの表彰を行い、全校児童から大きな拍手がおくられました。表彰された皆さん、本当におめでとうございました。なお、野球の子どもたちは、10月19日20日に士別で大会が行われるそうです。引き続き、実力が発揮できるよう頑張ってほしいと思います。

 

 

9月30日(月)の朝の時間、観光協会の榎本様が、エスカレーターの正しい乗り方について、3.4年生の子どもたちに教えていただく講師として来校されました。はじめ、エスカレーターを安全に使用するためのルールなどについてお話しいただき、子どもたちは榎本様の話を頷きながら聞くことができました。また、弟子屈にはどのくらいの観光客が来町するのか質問されると、500人、3,200人、5,000人など、それぞれ予想を立てましたが、実際に昨年、弟子屈に観光して来た人はおよそ80万人だと聞くと、かなり驚いていました。最後に、榎本様から弟子屈町に来てくれた観光客に、進んで挨拶するなどの対応をお願いされていました。榎本様、朝早くからご指導いただき、ありがとうございました。

9月26日(木)の給食は、ポークカレー、コールスローサラダ、牛乳というメニューでした。この日は、ふるさと給食で、弟子屈産のマシューポークを使ったカレーライスでした。4時間目に1.2年生の食に関する授業で、給食がカレーだと知ると子どもたちは大喜びでした。子どもたちの様子を見に回った際に、「今日のカレーは、摩周産の豚肉を使ったふるさと給食だよ。」と知らせると「そうなんだ」と言いながら、とてもおいしそうにカレーを食べていました。給食センターの皆さん、いつもおいしい給食をありがとうございます。

 9月26日(木)、3~6年生を対象に弟子屈署の方を講師としてお招きし、情報モラルに関する学習を行いました。インターネットによって、どんな犯罪やトラブルが起こっているのか学習しました。オンラインゲームや動画サイトなどでのトラブルやチャット、メール、ライン等を使ったやり取りで、実際に事件になったことについて教えていただきました。その中でも特に注意してほしいとお話ししていたのは、メールやチャットでの文章のやり取りについてでした。誤解されやすい言葉を使うと自分がそう思ってなくても、受け手には誤解されてトラブルになり、それがいじめにつながった。また、心ない言葉を載せてしまうとそれが原因で訴えられたり、ひどい言葉を使われた人が、自分で命を絶ってしまった事例があることを教えていただきました。ネットを使うモラルとして、自分が危険な目に遭うようなことをしたり、他の人を傷つけたりしないようにすることを確認して情報モラルの学習を終えました。弟子屈警察署の中村様、子どもたちのために大変ありがとうございました。

 

9月27日(金)のお昼に、地域の方による読み聞かせがありました。この日に読み聞かせをしていただいた本は「へいわって どんなこと?」(作:浜田桂子)と「かえりみち」(ブリッタ・テッケントラップ 作・絵)の2冊でした。子どもたちはとても集中して聞いていました。いつも読み聞かせをしていただいている伊藤様、本当にありがとうございました。

9月26日(木)に栄養教諭の中野先生にお越しいただき、1.2年生が食育について学びました。学習内容は「いろいろな食べ物を食べて元気になろう」でした。好き嫌いのあるゆうこ姫が、急にお腹が痛くなり、姫を助けるために、ゆうま3兄弟(馬の3兄弟)が冒険をするお話を見ました。この物語は、赤「体をつくるもとになるもの」緑「体の調子を整えるもの」黄「エネルギーのもとになるもの」をバランス良く食べることがとても大切だということを、子どもたちに気づかせる内容になっていました。授業の振り返りでは、嫌いなものでも「半分は食べる」「ご飯に混ぜて食べる」など、これからは工夫して食べようと考える子が多くいました。その後、給食や昼休みも中野先生と一緒に過ごした子どもたちは、とても楽しそうでした。中野先生、ありがとうございました。