10月2日(水)に5年生8名が硫黄山登山に挑戦しました。この日は、天候にも恵まれ、気持ちよく活動することができました。今回登った硫黄山は、学校の目の前にあり見慣れている山ですが、ガイドさんがいないと登ることはできません。最近まで、ガイドさんがいても一般の人は登ることが許されていませんでした。そんな硫黄山に登ることができるのは、子どもたちにとって素晴らしい経験となったようです。この日、案内してくださったのは、保護者でありガイドの藤原さんでした。登山を開始する前に、藤原さんから簡単な注意や説明があり、いよいよ9時過ぎから登山を開始しました。初めはなだらかだった道がどんどん険しくなっていきますが、誰一人として弱音を言う子どもたちはいませんでした。逆に登山を楽しんでいる様子が見られました。中腹に差し掛かった頃に、気象台傾斜計(現在も観測を行っている現役の傾斜計)があることを教えていただきました。また、昔硫黄を採掘した際に使っていた木の柱などを見て、ここまで登って硫黄を採っていたことに驚いていました。何回か休憩を取りながら、ようやく熊落としまで辿り着くとそこには大きな穴があり、噴火の跡だと教えていただきました。その近くで、きつねのフンを見つけ、ここまで動物が来ていることを知りました。最後に噴気孔を見て、硫黄山が今も活動していることを実感していました。時間にするとおよそ2時間半の活動でしたが、危険な場所では互いに声を出して助け合う姿が見られるなど、とても実りの多い素晴らしい学びとなりました。ガイドをしていただいた藤原さん、本当にありがとうございました。

               いよいよ登山開始!               ここまで登って硫黄を採っていた形跡が

               熊落としの前で はいチーズ!               子どもたちが見つけたきつねのフン              お互いに声を掛け合いながら下山中

              下山し、レストハウスで休憩中!            レストハウスの資料館で硫黄山について学びました             藤原さんにあいさつをして終わりました

 

 

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